B’z 楽曲レビュー#45 / MOVE 独自に解釈&解説!-Original

楽曲レビュー B'z

こんにちはー 駆け出しブロガー、らーきいです!
今回は1996年3月にリリースした16作目のシングルミエナイチカラ 〜INVISIBLE ONE〜/MOVEに収録されている「MOVE」を独自に解釈し、解説します!  この時作詞者の稲葉さんは32歳。 

B’z初の両A面シングルでブログ主も初めて見たときは「どっちがシングルなんだ?」と思ったものです。ウィキによると両A面となった理由は”松本氏曰く「順番が関係ないくらいにどちらもいい曲」”なんだそうです。また同氏は松本は本作について「派手なイメージが付いた『LOVE PHANTOM』の次のシングルということは意識して制作に入った”とコメントしています。曲についてメンバーは「リフ命の80年代LAメタル風」と評しているようです。

当時テレビを見ていた人であれば「MOVE」と言えば進研ゼミのCMを思い出す方が多いのではないでしょうか? というのもシングルリリース前の1995年の12月からすでにベネッセ「進研ゼミ中学講座」CMソングとしてかなりバンバン流れており、そしてこのCMには後に日本人初のNBAバスケットボールプレイヤーとなる当時はまだ中学生だった田臥勇太選手が出演していたこともあってかなり話題になりました。


歌詞の内容は曲調もあって非常にアツい、と思わせながらもドライな自由を表現したものだと解釈しています。さて、どんな歌詞か早速、その内容を一緒に観て行きましょう!

(著作権の関係により歌詞の表示が基本的にはできません。 以下の太文字””くくりにあたる部分は出典: MOVE /作詞:稲葉浩志 作曲:松本孝弘 からの引用です。)

[イントロ]

Hey, Are you ready to move?

いくぜ、動き出す覚悟はできてるか? とでも訳してみましょう。イントロからギターリフで一気に乗せていきます。

[1番メロ]

どうしてこんなにつらいのボクだけ?
被害者意識に侵される
他人がひどくうらやましい

そんな自分に Oh 腹立つ毎日
手に負えない相乗効果

ふさぎ込んでしまうような毎日を連想させます。きっと誰でも思うでしょう、”どうしてボクだけこんなにつらいの?”って。それと共に湧きあがるのは”幸せな他人像”、そしてボクはまた一段とウツになる。見事な相乗効果のスパイラルです。でもそれは幻想、他人だって外面は良く見えていても見えないところで辛かったり、また、自分自身の「他人からみたら羨ましい部分」なんて自分自身からは雲に隠れたように見えなくなってしまっているのですから。そこまでは歌詞にはかかれません、でもそれは行間から読み取れます。 

[1番サビ ]

何をとまどうの ボクは今?
なんでもありの人生の中で
ひとりよがりの悩みなどほうり投げたら笑えよ 
MOVE ON, MOVE ON, NOW 
MOVE ON, MOVE ON

そんな負のスパイラルに自ら陥るのはすぐにやめるんだ、何にとまどう? まだまだ君自身の人生の可能性を全くわかっていない。いつまでも堂々巡りが続いているのならもうすぐに動きだせ、行動するしかない、経験を積むんだ! と解釈です。

Move on = 動け、行動しろ! ですね。

[2番メロ]

You’re too young 
まだお若いのに疲れて
世界を全部見てきたよに
リタイアするのもけっこう渋いと

呟いて Oh 半端な同情
買うのだけはやめよう

ここの歌詞好きなんですよね。「まだお若いのに疲れて」って。You’re too youngは”君はまだ若すぎる”の意。つまるところ、”一体君、その若さで何が分かっているの? 雰囲気だけは出てるけど”ってことでしょうか。まだまだ経験値、全然足りてないんだからリタイヤなんぞ考えてる場合じゃないよ。

そしてそんな事言っている奴が周りにいたとしても、同情買うな(=感化されたり、一緒になって流されちゃダメよ)と呼び掛けているようですね。考えすぎて勝手に諦めて動けなくなっているなら、何も考えなくてもいいからとにかく動いてみろ、という風に受け取れます。

[サビ 2]

何をびびってるの キミは今?
でかいチャンスを目の前にして

なんてことはないよね何事も
楽しい者勝ち 動けや 

MOVE ON, MOVE ON, NOW

たいそうに考えているみたいだけど、はっきり言ってなんてことはない。失敗して失うものだってたかが知れている。だからこれは一方的なチャンス、、、ボーナスゲームなんだから迷わず動いて楽しんだらいい、というように理解しています。もしこれが10代や20代前半に対するメッセージだとすれば個人的にはそう解釈するしかないな、って感じですね。

[ブリッジ]

寝て暮らすのも(寝て暮らすのも)

街を捨てるのも(街を捨てるのも)

恋に溺れるも(恋に溺れるも)

このボクの自由

名ゼリフです、すべては「このボクの自由」。頑張らないのも、ステージを変えるのも、愛を実践するのも、なんでも!
間奏の歌詞としてはB’zの楽曲のなかでもめちゃめちゃ個人的には刺さる一節です。特に”自由を愛する人”にはマジで刺さるのではないでしょうか?

次ページはラストサビと”MOVE”が伝えたいメッセージのお届け!

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