B’z 楽曲レビュー #9 / Survive 独自に解釈&解説!

楽曲レビュー B'z

こんにちはー 駆け出しブロガー、らーきいです!


今回はB’zの9作目オリジナルアルバム「SURVIVE」に収録された同名曲 「Survive」 を独自に解釈し、解説します!

1997年11月に発売されたこのアルバムはB’zの結成10周年を迎える直前の作品であり、これまでの集大成と位置付けされるアルバム、そして私らーきいが初めて自分で買ったCDでもありました。タイトル『SURVIVE』は某海外ミュージシャンの「(若いミュージシャンにむけて)頑張ってSURVIVEしてくれ」というインタビューを読んで、「もがいてあがいてSURVIVEする。それが美しいと思った。」という想いからつけられたそうです(Wiki)。Surviveとは「生き残る」という意味の英単語ですね。

(著作権の関係により歌詞の表示が基本的にはできません。歌詞をつけての翻訳・解釈はこちら(楽天ブログ)でしておりますので是非どうぞ! 以下の太文字””くくりにあたる部分は出典: Survive /作詞:稲葉浩志 作曲:松本孝弘 からの引用です。)

1番メロー1 

主人公は「誰か」と距離を感じています。そしてその状況は「そういうものだよね」という解釈が取れるもののようです。実のところ最初から最後まで漠然としたこうした感情や思いを歌っている歌詞なのでこの最初のパートから僕の仮定を決めて解釈をもっと具現的にしていこうと思います。

ずばりここで歌っているのはアーティストとしての「B’zそのものとそのファンとの距離感」だと思うのです。

B’zはこのアルバムを出した1997年時点でシングルだけでも10を超えるミリオンヒットをだしており、日本国内では屈指のアーティストとしてすでにビッグネームを確立していました。そのヒットの多くは1992年から1995年に集中しており、また前回のヒットアルバム「Loose」の発売も1995年。ミリオンセラーシングルは出しているものの比較的1996年からは静かになってきた感があったのかもしれません。

そんな状況から発せられた”遠く離れてる ここんとこの僕ら”。「僕ら」とはB’zとファンを指すわけです。


1番メロー2

B’zは自分たちの作りたい作品を作り、ファンはファンで自分の聞きたいものを聴こうとする。それを”さぐりあう人と人”と表現しています。それぞれのエネルギーはうまくかみ合わない。その上でB’zは「これでいいのか、答えがみえるのか」と自問しています。

一番サビ

ここで注目は「僕ら」と複数形になっている点です。誰かの視点で歌っているなら「僕」と単数形であるほうが自然ですが、「僕ら」とすることで話の主体はB’zであることをヒントとして見せているのではないでしょうか。ここでは少なくともB’zはあきらめない=「眠らない」と決めています。答えは見えていないでしょう、でも自分達の道を見つけるつもりなのです。そして後悔はしたくない。おやすみのKissとはお母さんが子供にでしょうか、それとも恋人同士でしょうか。いづれにしても寝る直前の心安らぐ瞬間だと思いますが、B’zはその瞬間=”ミュージシャンとして一定の成功を収めた、勝利ともいえる瞬間”、であっても彼らの道は”終わらない、終わりじゃない”のです。

2番メロー1

「大事なこと」ってなんでしょう。省略されているワードが非常に多いので推測は難しいですが、ここではおそらく自分達の音楽を事業として成功させること、つまり音楽を売ってお金を稼ぐことです。それはジューニブンに大事だとわかっている。B’zも自分達で完全にソロで活動しているわけではなく所属事務所もあれば、音楽業界の関係者、その他のステークホルダーもいるでしょう。そこにB’zとして自分達が作りたいモノと事務所側が売りたいものとの間に相違があるのかもしれません。その穴を黙って見過ごして、B’zとしては納得いかないものを売る。そんな状況を「何週間ガマンできる?」と問うています。

2番メロー2

周りには多くの利害関係者がいて、自分達の活動を支える者もNoを言う者もいるのでしょう。そんな人たちとのやり取りはきっと様々な思惑が交差します。だから「甘えすぎちゃいけないし、罠にはまらないように気を付けないといけない」と戒めているわけです。

利害が絡むグループの中の一員としては「誰かの言いなり」をやるのは楽なのかもしれません。自分のエネルギーを使って誰かに逆らわなくともいいのですから。でもB’zはそんな状況を「それでいいのかい?」と自問しているのです。

2番サビ

一番のサビと同じ歌詞が入ります。「眠らない」が「帰りたくない」に変わりますが、それはどちらの意味でもB’zの「自分たちの活動を続ける」という強い表明です。もちろん続けていくことで「傷つく」という代償を払うのでしょう。

”誰かが呼んでも”=「B’zを止める、思いを変えさせるようなことをいう」ようなことをしても、今のB’zには聞こえません。”誰かがリタイヤしても”というのは同業のミュージシャンが音楽をやめてしまったも、という意味でしょう。それでもB’zはプロとして「生き残る」ことを決意しているのです。

間奏 ”不満をためて 不安をためて だれが生きたいだろう”

誰しも思うことですよね、当然B’zもそう思っています。上記で述べたような大きなしがらみや食い違いがある。でも、「音楽をやめる」という選択肢はないのです。B’zにとっては不満や不安を吹き飛ばすために自分達の音楽を作っていく、という思いがあります。

ラストサビー1

”月も太陽もまぶしい”、まさに自分達の思いに昼夜は関係ない、という表現ですね。


ラストサビー2 ”ただ欲しいのは~
指の先まで oh、目覚めてる”

強烈な歌詞です。自分達の音楽に対し「燃え尽きる」感じを求めています。体は完全に覚醒し強くその思いを達成したいと表現しているようです。


ラストサビー3 ”君にやさしく~”
  /作詞:稲葉浩志 作曲:松本孝弘

自分達が成功し、心安らぐ場所へ来れたとしても、まわりのみんなが諦めてしまっても、B’zにとっては終わりじゃないんです。「終わりじゃない」というフレーズが二回続くのはやはり自分達の決意への強い表明と取れます。

いかがでしたでしょうか。私は20代の時までは何度聞いてもこの歌は何を歌っているのかわかりませんでしたが、上記のように解釈すれば「なるほどなー」と思ってもらえるのかと思います。個人的に印象的な歌詞は”目はさえてゆくよ 星のように”でしょうか。すごくうまい表現だと思うんですよね。単純に”月も太陽も眩しいから”という歌詞とかけて「星」という単語をもってきているだけではありません。「星のように目がさえる」って、誰でも夜中や明け方に目が覚めると最初は周りのものがぼけてみえますけど、よく目が覚めてくると空の星とかもはっきり見えるようになってくるじゃないですか。あの状態をさして「星のように目がさえる」って表現しているのかと思うとすごい作詞力だなあ、と思うんですよね。

この決意ともいえる歌を出したあと、周知のとおり、B’zの勢いは止まることなくその後も成功し続けて、はやその後20年を超えてしまいました。SURVIVE発表時に結成10年でしたから合わせて30年超ですね。「決意」、何かをなしたいと思ったらしっかりと決めなくちゃいけません、しかし一度決めたらそのパワーというのはすごいことを起こす可能性があるということですね。

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