バーニングマン旅行記 2025年8月 – vol.9:27日 水曜日 夜のディーププラヤへ、バーナー達の宴

旅行記

シャワー登場

水曜日にしてキャンプにシャワーが現れました。もともとそういうサービスがある、という話はロングタウンを紹介してくれたマービーさんから聞いていたのですが水曜にしていよいよ本当に現れたのでした。

電話ボックス(まだ日本にあるだろうか、、、)のような感じの個室のシャワー室で、ボタンを押しているあいただけ、ぬるい水が出てきます。これで体や髪を流したりできるのです。石鹸は備え付けてあったような気がします。シャンプーやコンディショナーなどは自前で用意が必要です。シャワー室はなんと2つ用意されていました。

ありがたいサービスなのですが、僕がこのシャワーをつかったのは金曜日に一回だけだったと思います。厳しい使用制限があったわけでもないんですが、個人的にBRCは暑いのだが非常に乾燥しているため、汗でべとべとになったりということもなく、シャワーを浴びなくてもそれほど不快感がなかったからでした。もちろん人によっては毎日使ったでしょうけど。

夜バー当番

そして夜も担当仕事、バーテンターです。そのままバー周りの仕事をやるわけだすが、基本的にはお客さんがバーに来たら酒を作ってあげることです。別にカクテルのレシピなんてわかってなくても大丈夫です。お客さんが飲みたいものをコップにぶっこんで氷と一緒にかき混ぜてあげればよいのだからでした。もちろんバーニングマンの言うギフトの精神でタダで作って差し上げます。もっとも材料はすべてキャンプのオーガナイザーが用意してくれていました。

ちなみこのロングタウンの参加費は$250、食費は一週間で$90(!)の破格でした。この程度の費用を個人から取ったところでとてもとてもその食費から団体参加費用から何から何まで賄えるわけないのは目に見えています。

キャンプの性格にもよると思いますが、つまりこのロングタウンのオーガナイザーはとんでもない持ち出し費用、個人のポケットマネーで運営を成り立たせている、ということだと思います。

正直このロングタウンのオーガナイザーであるマーシャルがなんの仕事をしているのかは知らないです(多分事業主だとは思いますが)。しかしこのバーニングマンというイベントのために本当に私財と時間と手間でもって貢献していることはよくわかります。本当に、本当にリスペクトです。

話が飛びましたが、ちなみにロングタウンのバーには味噌汁のディスペンサーもある。かやくの乾燥野菜を入れて、おいしい味噌汁がいつでも飲めるわけです。このロングタウンの重鎮に僕にキャンプを紹介してくれたマービーさんという日本人女性もいて、このキャンプはインターナショナル色が強いです。実際に海外からは日本人だけでなく、中国人、ドイツ人、南米系とアメリカ人以外が結構多いのです。そんなこともあってかこの味噌汁だけでなく日々の食事も海外フードだったりします。

また話しが飛んでしまったのですが、この日、当番としてユズリハ(仮名)と待ち構えていたバーにはちーーーっともお客さんは来ませんでした。せいぜい2名か3名くらいだったろうか。なのでお酒何杯か作ってあとは自分達で酒飲んだり、いろいろ雑談したりと、まあゆっくりなのでした。確か7時から11時くらいまでのシフトだったのですが本当にリラックスタイムです。

再度、センタープラヤ行く

さて、バーのシフトも終わり、夜はすでに更けています。いくぞ、またもセンタープラヤへ! 

前回は朝に行ってみたセンタープラヤですが、もちろん夜のセンタープラヤにも挨拶せねばなりません。バーニングマンの一週間とはこうして朝夕夜とセンタープラヤで踊りまくるのだろうか、でもたった一週間、早くなることも伸びることもない一週間がバーニングマンなのです。それはまさに特別なる一週間。

だったらその一週間だけはできるだけ無理して生きてみたい、などと思いました。リポDが飲みたいな、と思ったのですが当然そんなものはありませんでした。

どこでイベントしているのかもわからないですがセンタープラヤまで行けば遠くから音楽も聞こえてくるし、きらびやかなライトも見えます。数週間前までここには何もない砂漠だったという事が全く信じられません。瞬時に砂漠のオアシスもない場所ににシティが出来てしまっているのです。僕と嫁さん、そして日本からバーニングマンに参加している女の子二人と一緒にチャリンコ漕いで楽しそうなバイブスを出している場所を飛び出していきました。

行った先はセンタープラヤの奥の先、ディーププラヤと呼ばれるエリアでした。そこには元は巨大なトラックなのかバスなのか、もう原型も全くわからない巨大なDJブースに改造されて砂漠のまんなかにその姿を現していました。バーニングマンでも有名なミュータントビークルDJブース、Mayan worrior(マヤンウォリアー:マヤの戦士)と呼ばれる怪獣のようなマシンです。マヤのピラミッドをかたどって作成されたと言われるその巨体からはネオンやLEDの他にも花火や火柱をぶっぱなしています。まさにパーティートラックです。

この動画、よくわからないかもしれないけど、一応砂漠の真ん中です

その周りには無数の人、人、人、よくこんなにたくさんの人がネバダの砂漠に来たな、と言えるくらいパーティーピーポーが集まっています。多くの人は僕らと同じようにチャリンコで来ていますが、そのチャリンコも華々しくLEDデコレーションされまばゆいデコチャリとなっているものばかりです。

駐輪場所がもうネオンの嵐となっています。というのもデフォルトは真っ暗なので電飾しておかないと自分のチャリを見つけれないから(ステージトラック自体も移動してしまうので駐輪した場所もわからなくなってしまう)、という理由はあります。それに電飾を派手にしておくとチャリを見つけやすい、というのももっともだと思います。でもバーニングマンに踊りに来る人自体が派手な表現好きというのもあるでしょう。

マヤンウォリアーに乗っているDJが誰なのかは知らなかったのですが、バーニングマンの有名トラックでDJやるのは世界的にも有名なDJが多いらしいようです。音楽の系統はいわゆるEDM(エレクトリックダンスミュージック)系、ヨーロッパで主流の音楽なのでヨーロッパ各国やロシアからくるバーナーも非常に多い印象でした。僕のキャンプには数え切れないくらいドイツ人バーナーがいました。

雑多の散らばるマヤンウォリアー前の巨大な群衆はオンガクに聞き入る者、酒を飲む者、踊りまわっている者、ハイになって(か、酔いつぶれてか)砂漠に仰向けにぶっ倒れている者など、もう様々、みんな楽しくやっているようです。

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