旅行期間 8/23 – 9/1 2025
こんにちはーらーきいです。
僕は2025年にバーニングマンというアメリカの一部のアーティストには非常に有名な砂漠のイベントに参加していて、少し時間が経ってしまったんですがそのことを書き残しておこうかなー、と思いました。バーニングマンへの参加を考えている方、是非ご参考に! これから写真もアップしていますよー
続き:
金曜日 29日
朝:みなと一緒に1時のモーニングセッションへ
アイの話によると朝日の昇る6時半くらいから気になるDJのセッションがプラヤの1時(パーティーエリア)にあるらしく、それじゃそれに間に合うようにみんなで行きましょう!ということになった。みんなで5時半起きである。朝の砂漠はやはり寒い。メンツは俺、嫁さん、コウタ、カクさん、ユズリハ、アイの6名。俺は水筒に気付け用のバーボンを入れてもっていた。リノのウォルマートで買ったアップルバーボンである。自分のキャンプのバーには大量に酒はあるものの、自分用に買ってにもっていくのは気が引けたので自前の酒を買っておいて本当によかった、と思ったのさ。
みんなでライト付けて7時付近の自分のキャンプからセンタープラヤを突っ切ってチャリンコで1時の方角へ突っ走る。、、、俺のチャリンコのチェーンが外れた。まあチェーンが外れるくらい普通なのだが、しばらく走るとまた外れる。どうやら俺のチャリンコは慢性チェーン脱落症になってしまったらしい。あまりに外れまくるので途中からチャリンコを押して走る羽目になった。
1時のロケーションに着くころには太陽は上がる手前、巨大なステージとピラミッドはやはり変わらず存在しており、朝も早いのにEDMがガンガン流れている。その光景はとてもきれいだったので僕は自分と嫁や一緒に来た仲間の写真を撮った。
アイが待っていたDJの音楽は本人的にはイマイチだったのか、満足したのか。一応楽しんでいるようであった。僕はもってきたアップルバーボンを飲みつつ、朝から音楽とバーニングマン独特ともいえる砂漠の祭りの雰囲気と匂いに酔っていた。このフィーリングは本当に最高だ。リピーターが多いのはよくわかった。
その後腹が減った僕ら一行は近くで何か食べ物を出しているキャンプがないかどうか情報を集めた。大体2時のエリアにありがたくもベーコンとトーストとコーヒーを出しているキャンプがあるんだとか、ですぐに向かった。そしたら! やっぱり長蛇の列ができているもの待てないほどではない。みんなで列に並びトーストを待つ。途中トイレに行きたくなったので一人2時の街道を歩くのだが、、空は朝焼けが完全に終わり青いそれに変わっていた。遠くにはネバダの山々がみえる。その光景に心に安らぎを得てしばらく立ちすくんでしまった。
戻ると僕らグループの列は食事にかなり近くなっている。鉄板で作っているベーコントーストとポットのコーヒーをいただき、食べる。なんとうまいんだ! 昔、六本木のクラブに朝までいて、そのあとラーメン一蘭を食べたが、それと同等もしくはそれ以上にうまかった。味を比較するだけなら絶対一蘭の方がうまいのに、、、。やはり、この雰囲気、でそして食料は基本的に少なめで限られている状況で食べるこのメシが最高にうまいのだろう。素晴らしいベーコントーストだ。
テンプル見に行く
さて、とりあえずモーニングセッションは解散となった一行だったが、俺と嫁、そしてユズリハはテンプルをじっくり見たいということでそのままセンタープラヤを突っ切りテンプルに行くことにした。テンプルとはザ マンと並んでバーニングマンにおいては重要なモニュメントで、僕の理解では主に過去に亡くした人やペットなど、過去の死にまつわる思い出や遺品など今も生きる人々がその死を悼み気持ちを共有するための場所として皆が集まる場所だ。それは実際に行ってみてわかったことであるが、実際に中では多くの人がそれぞれの思いで壁に書き込みをしていたり、写真や遺品、亡くした本人の好きだったものなどをそこに置いていた。テンプルの中央は広場のように作られていて、そこで人々は礼拝をしていたり、音楽を奏でていたり、誰かが皆に語りかけを行っている。そこは失った何かを悼む場として皆が集っているようであった。バーニングマンでは特定の宗教を重んじているわけではない(バーニングマン自体が何かの宗教のような感じもするが、、)のでそのスタイルはみなバラバラだったが、泣いている人も数多くいて、そこは気持ちを皆で共有する場所として大きな意味があるものだと感じた。
何には朝から踊ってからテンプルにきたのか、露出度のかなり高いお姉ちゃんが泣きながら激しく壁に書きなぐりをしていて、多分誰か死を悼んでいるのだとは思うが、その見た感じととのギャップがかなり印象的だった。
このテンプルは土曜日のマンバーンに続き、日曜日にはマンと同様に燃やされてしまう。建物ごと荼毘に付してしまうという予定だ。周りの爆音のステージトラックとは打って変わって神妙なモニュメントであるが、日曜日のテンプルバーンもしっかりと見てみたいと思った。
手間をかけてチャリンコを直してもらう
遂に僕のチャリンコは限界を迎えた。セッションとテンプルを行ったり来たりしている間からチェーンの外れ方がやばかったがいよいよペダルが回らなくなった。明らかに内部のギアに故障がある。そもそも最初から応急処置をしながら使っているであろうボロボロのおんぼろチャリンコである。まあBM中にこの瞬間ががくるのは何となく予測がついていたが。
このバーニングマンにはチャリンコを修理してくれるキャンプももちろん存在する。センタープラヤからの帰り際にそこによって待つこと30分、モデルみたいな体形のお姉さんが僕のチャリンコを修理に当たってくれた。よくよく見てもらうとちゃっちゃと直るような壊れ方ではないらしく、ペダルについてる内部構造を開けてギアの接続部を確認する。開放するとペダルを支える球状のベアリングがペダル芯を囲むように接しされているのだがその玉の間に入って機能するフレーム枠がボロボロに砕け散って無数の金属片となっている。これによりベアリングが回らずペダルも回転しないというような事だった。そこで新しいフレーム枠を設置し、抜けかけていた空気も入れ直し無事終了となった。
こんな修理を一時間近くもやってくれただろうか。貴重なBMの時間を僕のおんぼろチャリの修理に1時間かけてくれたのである。もちろんそれはキャンプの仕事だからではあるが、僕は思わず感動してしまった。お姉さんには感謝の言葉もない。そこでギフト用にもっていたカラビナを差し上げた。喜んでもらえただろうか。
やぐらに上る
僕のキャンプにはやぐらがあった。鉄骨をくみ上げて梯子をかけてあり、一番上にはBRCを一望できるスペースがある。ビルの4,5階くらいの高さだろうか。一度登ってみたいと思っていたので行ってみた。実際に梯子を上がってみると正直鉄骨が少しぐらつきコワイ。キャンプメンバーの手作りであり、事故が起こっても別に不思議ではない、という事実を考えるとよりいっそう怖くなったが問題なく一番上へ登ることができた。
やぐらからの風景は美しかった、ちょうど夕方のマジックアワーと呼ばれる時間だ東を見ればマンがそびえたっており、部分的に食べられてしまったようなバームクーヘンのような形であるBRCが一望できた。遠くには沈みかけた夕日と雲、ネバダの山々。もう何度目か、このバーニングマンでは何度も幻想的で美しい風景が目に入ってきた。いつまでも思い出に残りそうな景色だ。
Orgyドーム見学
バーニングマンはアート、表現、その人の生き方やスタイルを思い切り見せつけるイベントだ。ひたすら続くのレイブや奇祭のイメージがあるが、その本質は「個の表現」の場だと思う。その本質に沿って、個人の「性」を見せるキャンプの存在する。代表的なのがOrgy(オージー)ドームだろう。探せばSMや緊縛などもあるかもしれない(見つけていないけど)。
Orgyというのはつまり、多数の人が一緒に性行為をする形式、つまり乱交である。どうやらいくつかBMにはそういった場所や手ほどきオファーするキャンプがあるらしい。聞いた場所はカップル同伴で行く場所が多いようだ。男が一人で行って普通に乱交に加われるのかどうかは実際よくわからない。
個人的に参加するつもりは毛頭ないのだが、キャンプメンバーの話をきくとロングタウンのすぐ近くにOrgyドーム、の中でも男性オンリーのキャンプがあるんだという話だった。つまゲイが複数人で性行為をしている場所だろう。しかもそのドームに入るのは別に自由なのだとか。ということでキャンプメンバーと興味本位で見学しに行くことにした。確かに7時の交差点なので公衆トイレに行くより僕らのキャンプから近い場所だ。外はジムのようになっており、ムキムキの兄さんたちがが筋トレしている。なるほど、、、、
その隣には大きなテントがあり、どうやら行為はその中で行われているらしい。キャンプに入り口にはミントやらコンドームやらがおかれており、「どうぞご自由に」という感じだ。
靴を脱いで上がってみると、、、 仕切りのような布はがあったはあったがその中が見える作りで、大きく8部屋くらいに分かれており、いづれの空間も男達が絡み合って性行為をしていた。2人のところもあれば、3人のところもあり、性器を手でこすって相手を待っている男もいる。正直、同性同士とはいえ他人がセックスしているを直にみるのは人生初めてである。すごい、、、興奮はしないが。
まあ、ノンケの見物人がいつまでもそこにいるのも不快であろう。とりあえずインパクトのあるものを見せてもらったのでテントから立ち去ることにした。しかし迫力があった、なんというかヘラクレスオオカブト同士が闘っているような、、、 うん、この辺にしておこう。
Spanky ‘s wine barでSM体験しているアラガミさんをみる
ロングタウンキャンプの近くにはSpanky’s wine bar(スパンキーズワインバー)というBMでは老舗のバーがあった。夜になるとまばゆいばかりにネオンを放っておりメインの看板は「Sorry we are open(営業しちゃってます、すみません)」というまたインパクトのあるキャッチフレーズである。この店は高級ワインを出すようなそぶりで安物のワインを皆に振る舞うというパロディが売り物のようで、そのほかにも、ショーや遊び的なサービスとしてスパンキング、軽い電気ショックなどSMの教育や、ちょっとやらしい見世物をやっているというなかなか刺激的なバーであった。いかにもバーニングマン的である。
僕らのキャンプに緊縛とSMを健全に広め教育するという目的を持ったキノコさんという女性がおり(この人はキャンプにいる間、常に上半身裸、時に全裸で滞在していた、スゴイ)、その人のすすめもあり、一度そのスパンキーズワインバーでいろいろ試してみよう、というような流れになり、ロングタウンの日本人キャンプメンバー一同で行ってみることにした。その中でもアラガミさんという絵本作家がおり、この人がキノコさんからムチで打たれることになったのであるが、半裸半ケツでムチで打たれるその姿はなぜか、かっこよかったような、、、。
というのもこの人は作家やる前は有能な金融マンだかベンチャーキャピタルマンだったらしく、保有する資産的にはもう人生アガリになったのか、まだ若いのにさまざまな経験を積むべくいろいろ飛び回っているらしかった。そんな背景から経験のためとはいえ半ケツで女王様からムチで打たれるとは、、、すごい人だし、そんな状況をほぼ野外で提供するこのバーもバーニングマンというイベントも、すべてが特異だった。
ちなみ写真を撮ろうとしてメンバーがいたがスパンキーズワインバーの店員に止められた。基本的にすべての写真、画像はスパンキーズワインバーだけでなくバーニングマンでは他者の合意なしには撮影は許されないのである。確かにこれだけインパクトのあるイベントでありながら撮影している人、セルフィースティックを持っている人はほとんど目につかない。
確かに全裸で練り歩いている人を毎日見かけるこの光景で、写真をぱちぱち取っていたらいろいろと迷惑なのだろう。ここにはバーニングマン内での出来事を外に持ち出してはいけない、という不文律があるのだと思う。
全裸族の話になったが、本当に男女問わず、全裸の人を毎日かならずBRCでは見かける。毎日見てるうちに、おそらくこの人たちは性癖とかではなく本当に全裸で過ごすことが自然で心地いいのだと感じていると思った(それが他者から見られることもある程度含まれるのかもしれないが)。でも全裸で街中をあるくことは社会通念や法律の問題で許されない。だからそれが許されるBMに来て、自分のライフスタイルを表現しているのかもしれない。
ライフスタイルの表現として、全裸もあれば自分の着たい服が特異すぎて、普段身に着けられないという人もいるだろう。そういう人を丸ごと受け入れて「この一週間だけは君たちの好きなようにやってくれ」と開放をうながしているのがこのバーニングマンという側面だと感じた。そんなプライベートを解き放つイベントだからこそ、写真やビデオを推奨されていない、ということは言えそうだ。
夜:じるこ腰が痛いがプラヤ周遊 ジャズバーへ
晩御飯も食べ、夜も更けてきた。嫁さんとユズリハと一緒にまたセンタープラヤに行くことになった。大変だったのが嫁さんの腰痛。今回は歩きで10時の方角まで歩いてきたものの嫁さん、動けない。もともと腰痛持ちでイブプロフェンなどの鎮痛剤をよく使っているのだが、今日は相当参っていた。鎮痛剤も飲んでいるがまだ効いてこないのか。動けないのでユズリハに先に行ってもらうように言った矢先だったが、酒を飲んでいたら彼女の腰痛もなぜか回復した。
その後は近くにあったローラーブレードを提供しているキャンプに寄って、その後軽食を提供しているキャンプでまた食事し、さらにミュータントビークルにのっけてもらってセンタープラヤ向かった。その辺を走っているミュータントビークルにはガソリンや電気で動くという共通点だけで、もう千差万別、形もいろいろあれば、人を乗せて動くもの、音楽を出しまくるもの、DJが乗っているもの、一般バーナーをバスの代わりのように乗せて回っているものもある。もっともタイムスケジュールのようなものはない。一期一会だ。
この時はそのままセンタープラヤのマヤンウォリアーの正面まで行って、このミュータントビークルは1時の爆音エリアに向かっていった。今日は明日のメインイベントであるマンバーンを控え、プラヤの音楽も最高潮に達するであろう日だ。輝くばかりのネオンを見ながら僕らはその後6時まで戻ってきミュータントビークルを降りた。
途中ユズリハとは別れて僕と嫁は6時のセンターキャンプ周辺のキャンプを物色していた。バーやクラブのようなところもあるし、面白かったのはジャズバーだ。ちゃんとした奏者がジャズを演奏し、それを酒を飲みながらみんなで聞いているのである。そとではお祭り騒ぎをしている人たちが多かったが、ここはここでジャズで盛り上がっているようだ。
遊びまわってキャンプに戻るともう疲れてしまった。もう寝よう、明日はついにマンバーンだ。
次に続く!
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