キューバ旅行記 お役立ち情報1 2022年6月 入国と準備について

文化比較

旅行期間6/13/2022 – 6/19/2022

こんにちはー 駆け出しブロガー らーきいです!

ちょっとキューバまで旅行に行ってきました! 僕の住むアメリカからは遠い国ではなく、フロリダのマイアミからなら飛行機で1時間程度、NYからなら4時間くらいでしょう。

しかし1950年代のキューバ革命以降、共産主義/社会主義政権であり、資本主義の化身ともいえるアメリカとの関係は非常に微妙な国であり、アメリカ人へは様々な制限があります。そんなキューバに行ってきたわけなのですが、少々珍しい経験でもあるのでブログとして残しておきたいと思います。

まず僕らーきいの国籍ですが、日本国籍、アメリカのグリーンカード保有者であり米国籍ではありません。僕は入国前には必要なものとして以下の書類があるとネットの情報やガイドブックである「地球の歩き方」からの情報を得ていました。

 1.飛行機チケット・パスポート

 2.ツーリストカード(キューバのビザ)

 3.アメリカの保険会社を除く旅行保険への加入

 

#1は僕の場合、キューバ入国前にメキシコで友人の結婚式に招待されていたので、メキシコのCancun国際空港からキューバへ入る段取りでメキシコ航空会社であるAeromarからキューバ、ハバナ行のチケットを購入しました。

#2については地球の歩き方によれば事前に大使館などに連絡をとって自国で出国前に用意するとのことが書かれていましたが、いろいろな情報をネットであたっていくとメキシコからの入国の場合、空港にある航空会社のカウンターからツーリストカードの購入は可能とのことでした。メキシコ現地で確認してみると確かに搭乗前には航空会社のチェックインカウンターで購入可能、実際に一人25USDで荷物のチェックイン時に購入を済ませました。見せたのはパスポートのみ(というかそれも航空会社の売り子が一瞥しただけでしっかり見ている様子もなし)。一応一国のビザにあたる書類と認識していましたが「普通に買えるのかよ」と思いました。

#3については普段海外旅行の際にはTravelexというアメリカの旅行保険を利用しているのですが、これはアメリカの保険なので使用不可として、他の保険を探すことにしました。たまたまキューバへ何度も渡航経験のある人がメキシコでの友人結婚式に招待されていてちょうど話を聞いたところ、「キューバ現地で保険は加入できるので事前に買っておく必要はない」とのことでした。ネット情報とも異なるので面くらいましたが、その人は間違いなくキューバ経験者でしたのでその言葉を真に受けて保険は加入せずにキューバに入国しました。どうなったか? ほんとにその言葉の通りで、入国時に保険について聞かれることはありませんでした。現地にて購入を強制されるようなこともなく、結局保険は加入せずにキューバ滞在は終了してしまいました。

さて、それでは入国の様子をお話ししましょう!

空港内

航空会社アエロマールの飛行機がキューバ ホセマルティ国際空港に着陸してすぐに飛行機には移動用のバスが横付けされ乗客は入国検査場へと移動します。社会主義国であるという先入観もあったせいかもしれませんが、空港が通常と比べると何か異様に見えました。建物の内装は古く、僕が下りたタイミングには入国者も少なかったので入国検査はガラガラでした。うまく表現できないのですが、欧米や日本でみるような大きな作りの飛行場ではなく、建物内は質素で40~50年前のような雰囲気を漂わせています。

まずコロナの検査をしている人たちが構えているのですがデスクや椅子がスチールとかアルミ製ではなく古い木製、ACER製のパソコンが記録用においてあったのがミスマッチに見えました。のっけから「これが共産主義の雰囲気なのかな」という気持ちを禁じえません。

コロナの検査官と話をするも英語はまるで通じません。スペイン語のみです。なんとか必要な情報を伝えるとそれを彼が手書きで記載していきます(パソコンがあるのになぜか使わない、、、、)。ここで伝えたことは名前や国籍などの基本的な個人情報ですが、最初に泊まる宿泊先も聞かれたのでこれは事前に決めてから入国する方がいいということでしょう。

その後すぐにコロナ(おそらくPCR検査)を行い、結果が出る前にすぐに入国審査に回されます。基本的にはパスポートの確認だけですぐにスタンプが押され晴れてキューバ入国です。難しいことは何もないという印象でした。PCR検査はいったい何のためにやったのか、、、、

さて、その後は飛行場の外にでるわけですが、これまた「これがキューバか、、」思わせるような光景です。

飛行場の建物や配置構成が、やはり不思議な感じ、ふた昔以上前はこんな感じなのかな? というようなレトロな光景。

古びた赤茶色の空港建物にタクシー待ちや、何かを待っている人々が何か叫んでいるのです。なぜか出口にはすごく人が多くて(入国検査では少なかったのに、、、?)先進国ではみんなスマホを眺めているのがおなじみですが、この国ではスマホを眺めている人はほとんどいません。通常ではインターネットがないからでしょうか。

空港には30分の無料WIFIがあるのですが、接続が相当微妙で空港の外に出ると途端につながらなくなります。WIFIスポットに行かなければ基本的にはネットは使えないので当然、先進国にありがちなみんながケータイを見ている光景はないのです、それがまた不思議。やはりどこにいっても通じるのはなまりの強いキューバのスペイン語で英語はほとんど通じません。入国当初から社会(共産)主義国の空気が濃く漂っている感じがしました。

両替所 為替レートは正規のレートなので替えると大損

空港を離れる前に結局メキシコでは加入してなかった旅行保険は実際の有事に備え入っておきたかったのでそんな手続きができそうな店を探したもの、空港内の旅行代理店的に場所には誰もおらず、そこでそのとなりの店に旅行保険を入りたい旨伝えた(つもり)だったのですが、そこのおっちゃんは僕の言ったことを理解したのかそうでないのか、別の場所を指さしてそこへ行けといいます、その指さされた先の建物内言ってみると、今度は保険なら最初に行った旅行代理店に行けと言われます、わけが分からなくなってきました。スペイン語がもっとしっかりできればうまくいったかもしれないのですが、嫁さんと一緒に様子を見ながら進めたものの、相手もよくこちらの意図を全く理解せずに適当に話をしているのかもしれない、という印象を受けました。その後にハバナ市街に移動した後も別のことを聞くために道に立っているキューバ人にいろいろ尋ねるのですが、みんな親切に教えてくれます、、、が結構その答えはトンチンカンだったり、たらいまわしだったり、そのあたりがなかなか当てにならない、というのが多くキューバ人にあてはまりそうな特徴でした。

通貨は現地通貨であるCUPが流通していて空港で両替が可能。レートは1USD=24CUP, しかしそのレートは政府の公認レートであり現地のマーケットレート(これは非公認、つまり闇レート)ということになりますがこちらは1USD=100~80CUP、つまり闇レートの方が換金レートとしてははるかに魅力的です。闇レートでありながら現地の経済はこの闇レートでほぼ動いているというのが実情でした。つまり真っ当に公認レートでの換金は観光客にとっては損をするだけといえます。そんな中、何も通貨事情を知らない僕たちはたくさん持っていたメキシコペソの内15,000円相当くらい両替所で換金してしまいます。この時点でキューバペソに替えた瞬間、換金総額を4,000円弱へとその価値を減らしてしまったことになり、つまり大損しているわけです(泣)。後に事情が呑み込めた後、やはり事前調査はホント大事、、、と後悔します(といっても現地の通貨事情はコロナ禍にも激変しており、調べてもよくわからなかったかもしれませんが、、、)。

そしてタチが悪いことに空港のタクシードライバーはEUROやUSDの受け取りしかせず、現地通貨のCUPでの支払いは拒否されます。どうしてもCUPで払いたい場合は当然闇レートでのUSDやEURO相当額を要求されてしまいます。この辺は事前に知っていないと最初から困難に会うことは請け合いです。入国のっけから洗礼を受けたらーきいと奥さんでした。キューバの為替と両替についてはこのページで詳しく記述しているので興味があれば是非どうぞ。

またキューバは日本人の旅行先としてはお腹を壊しやすい部類の国になると思います。僕も何気なく食べた空港の屋台みたいな店の食事のプランテイン(バナナみたいな果物)料理で腹痛になりました。予防薬の整腸剤としては第一三共のパンラクミンがいいです。これまでもバリなど水や食べ物には怪しい場所に行ってきましたが旅行中に下痢するのは嫌だったので予防のために持って行っていました。このキューバ旅行でも食前や食後に飲むだけでかなり不要な腹痛を防げたと思います。腹痛が発現してしまった時のための正露丸と合わせてバックパック旅のお供には必須ですね。

なんとか無事空港を脱出できたブログ主、これからハバナの街に向かいます!

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ひとつ商品紹介をさせてください! 僕が旅行には必ずお供してもらう愛用カバン、吉田カバン/ポーターのスリングショルダーバッグです。これは僕の家族から誕生日にもらった大切なものなのですが、その機能美ときたらもうこの上はありません(と信じています)。かさばらない大きさでありながら、十分にいろいろなものが収納できるサイズ、使い分けができる3つのホルダー、いくらつかっても非常にスムーズに稼働するファスナー、そして他のバックパックを背負いたいときには前掛けにして胸の位置でモノの取り出しをすることも可能、そしてシンプルで美しい外観デザイン、、、、これほど旅先でも日常でも使い勝手のいいバッグにはお目にかかったことはありません。極めつけはその頑丈さ、4年間さまざまな旅先や日常のお出かけで使っていますが、全く破れたり壊れたりする予兆もなし。

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モノ取りを警戒してよくカバンを前掛けにしているブログ主

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