アメリカで頼れる者は身内と親友だけだ、と思わせるアメリカ文化

文化比較

思ったことは

”アメリカのサービスはびっくりするくらい役に立ちません。”

もちろんこのトリプルAというのはタダではなく、年会費を会員からもらって営業している団体です。もっと言うとこれだけやらずぼったくりみたいなサービスしかやってないのに、しっかり企業として稼げているアメリカの会社は凄いと思います。トリプルAに限らずアメリカの業者のサービスは日本と比べればロクなものじゃないです。どんなものでもお金を払えば対応したサービスが一応はあるのですが、中途半端なレベルのサービスであればその質は粗悪もいいところであることが本当に多いです。これだけサービスが悪いと出来る事であれば全部自分達でやったほうがマシ、と考えるのは自然だと思います(もともとアメリカは最初からそういう文化なんですがけどね)。

アメリカで大手となっている企業はとにかく利益を出すのが上手いですが、これほどサービスが良くないのにしっかりと金を稼げるのはなぜなのか? 逆を言えば日本のような過剰なサービスをきっちりカットして最低限のサービスに徹している、そんな形態の会社しか生き残らなくなった結果なのかもしれません。利益追求をしていった結果、見栄え(マーケティングや営業)だけは最高、でも質はてんでお粗末でありながら、それでもお金が稼げてしまうという、そのような仕組みをしっかり構築してそれを社会的なデフォルトにしたり、国際的なルールや標準も自分達に都合のいいように展開していった末に今のアメリカの大企業群があるという事だというように思えるのです。だからアメリカの会社は強いです。給料も高いし株価もぐんぐん上がります。同時に不必要ならすぐに従業員はばんばんクビなるし、サービスの質には人間味はなく最低です。レストランのチップという制度はそのサービスの質を考えると今だに非常に不可解です。

同時に思ったのですが、投資するならアメリカ企業は最高です。個別企業なら何かの不祥事をやらかしてあっという間に潰れる可能性は大いにありますが、一定の企業にまとめて投資したりインデックスファンドへの投資なら比較的安全でしょう。これほど頼れる投資先はそうそうありません。アメリカ企業は自分達経営者の利益と株価株主のためならそれこそなんだってしてくれるでしょう。

アメリカという場所はサービスを受ける消費者としては最低ですが、株主としては最高ではないかと思います。投資対象としては有難いものでしょう。ただしそこに住む人間にとって本当に頼れるのは近しい人々だけ、家族や親友だけです。だから重大な健康問題や法的な問題があると本当にピンチなるよなあ、、、(医者も弁護士も細かなサービスをしてくれる人は少ない) アメリカで生活するのあたり、健康リスクだけは特に肝に銘じたいと思います。

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