バーニングマン旅行記 2025年8月 – vol.13:31日 日曜日

旅行記

 旅行期間 8/23 – 9/1 2025

こんにちはーらーきいです。

僕は2025年にバーニングマンというアメリカの一部のアーティストには非常に有名な砂漠のイベントに参加していて、少し時間が経ってしまったんですがそのことを書き残しておこうかなー、と思いました。バーニングマンへの参加を考えている方、是非ご参考に! これから写真もアップしていますよー

続き:

日曜日31日

僕と嫁は夜はそうそうにテントに引っ込み早く起きて朝日を拝みにいくことにした。チャリンコにのってまたセンタープラヤに行く。昨日の夜のマンバーンからぶっ続けなのか、やはり多くのDJミュータントビークルがまだ陣取っており、少なくない人々が朝まで踊っているようだ。そんな中、朝焼けが昇る。綺麗だった。

その後、僕たちは焼け崩れたマンを見に行った。そして周りをみれば完全に消し灰となり、くすぶっているマンの残骸、そこには、、、マンの残り火でベーコンとトーストを焼いている人々がいるではないか! そういうサービスなのか、ベーコントーストを人々に配っている。人々は結構な列を作って、朝ごはんを待っているようだ。その列にアイスクリーム配っている人たちもいる。

ベーコン待ちの人々の他にも、真っ黒に焦げたマンの残骸跡では人々が宝探しよろしく、残骸を拾っている。釘だとか、金属片、ガラス片など、持って帰って記念にするのだという。僕はもらったベーコントーストをおいしく食べながらそんな不思議な光景をずっと見ていた。

昨日、マンの周りでは

キャンプに戻ってメンバーと一息ついていると、ユズリハが面白いことを言い出した。昨日彼女がマンが焼け崩れ、もう残り火となっているような状況の日曜日午前2時か3時くらい、マンの場所にいってみると複数のカップルがマンの周りでセックスしていたらしい。彼女はしばらくして立ち去ったようだがどうも一定の人々にとっては恒例行事らしいという噂もきいた。

なんか学生の頃に読んだ縄文だか弥生時代の歴史のマンガを思い出した。集落の祭りあったあと、かがり火の囲んで男女が交わるんだという。それは日本の特定の地域の話ではなく、ある程度いろいろな場所共通性があり、近代にいたるまで祭りの後というのは男女がこっそりと逢瀬を重ねる絶好の機会だったと聞く。このバーニングマンもまさにそれじゃん、と思った。面白いものだなあ。

殺人事件

もう一つ興味深い話。何とマンバーンと同じ時刻、BRCの9時くらいのロケーションのキャンプで殺人事件があったらしい。ビックリ仰天だ。被害者は刺殺されており、見つかったときは血の海に沈んでいたという。使われたと思われるキッチンナイフも付近で見つかっている。どうもマンバーンを見るための人々の大移動に乗じて起こった事件らしい。確かマンバーンの時に遠くでサイレンの音が響いていたのを思い出すが、まさか救急車の出動音だったとは、、、

ブラックロックシティはその年のバーニングマンが終わればすべてが撤収され、ごみ一つ残らない。その時にはまたもとのブラックロック砂漠そのままの風景に戻るのである。そうすれば証拠は全て消え去り、捜査は難航するだろう。そんなことを考慮しての計画殺人だったのだろうか、それとも突発的、衝動的なものか。バーニングマンにおいての明白な殺人事件は今回が初めてらしく、この事件はまだ解決されていない。ミステリーである。

郵便局へ

午後、僕達は郵便局へ行ってみることにした。BRCにも郵便局があり、アメリカ国内、国外、BRC市内にも届けてくれるのだというから驚きだ。嫁は実家と過去にBMに参加したというおじさんに、僕は妹宛てに絵葉書を送ることにした。絵葉書は何種類かバーニングマンのスペシャルバージョンが用意されており、もちろんタダ、というかどこへでも、海外でも送るのも無料だ。さすがバーニングマンである。

BMに参加しこのブログに書いているように俺はいろんなことに刺激を受け、感動し、その少しでも家族に伝えてみたいと思いペンを取った。気持ちを伝えるのは大切なことだと改めて思った。

最後のイベント、テンプルバーンへ

そして、バーニングマンにおける最後のイベント、テンプルバーンが夕方から準備される。一度、中を見に行った、あの死者を悼む気持ちがたくさん詰まったドームはみんなが見守る中でマンと同様、燃やされてしまう。

マンは嫁さんと二人で行ったのだが、テンプルはキャンプの日本人メンバーを中心に一緒に見に行った。夕闇がかるセンタープラヤにたつ、まるで黒い岩のようなテンプル。マン同様、レンジャーたちに囲まれ一般バーナーが近づくことはできない。

日の入りの時刻、そっとテンプルには火がつけられれ瞬く間にその全部を覆う巨大な炎となった。しかしマンバーンとの圧倒的な違いはその静けさと荘厳さだ。同じ夕闇の中で行われているのだがマンバーンの時は花火の打ち上げ、人々の興奮と怒号が入り混じってまるでスタジアムのような大歓声が聞こえたが、テンプルバーンにおいてはそんな要素は微塵も感じられない。たまに静かなウェーブが起こるくらいで、みんなその燃え行く姿をただじっと静かに見守っていた。

その炎は大きく、最前線で見ていたわけではないのに皮膚には高温を感じる。目の前の親子は子供をタオルで覆って守っているくらいの熱気だった。

静かに見守られながらテンプルは巨大な炎の中に崩れていった。それは2025年のバーニングマンの幕をそっと引くかのような崩落だった。

テンプルもマンも燃え崩れて消えたが、決してそのスピリットは消えていない。それはバーニングマンを引き継ぐ者たちが来年、新た身体を与え、魂はそこにまた宿る、つまりバーナーがいる限りマンとテンプルは不死の存在なのだ。

テンプルが燃え崩れたのを見届けて僕らはその場を去ったが、背後にはマンの時と同じようにミュータントビークル達が控えていた。音楽を鳴らし始めていたが、マンの時のように爆音ではない。少し静かな、祭りの終わりを感じさせる夜の砂漠の風景だった。

次に続く!

ひとつ商品紹介をさせてください! 僕が旅行には必ずお供してもらう愛用カバン、吉田カバン/ポーターのスリングショルバーバッグです。これは僕の家族から誕生日もらった大切なものなのですが、その機能美ときたらもうこの上はありません(と信じています)。かさばらない大きさでありながら、十分にいろいろなものが収納できるサイズ、使い分けができる3つのホルダー、いくらつかっても非常にスムーズに稼働するファスナー、そして他のバックパックを背負いたいときには前掛けにして胸の位置でモノの取り出しをすることも可能、そしてシンプルで美しい外観デザイン、、、、これほど旅先でも日常でも使い勝手のいいバッグにはお目にかかったことはありません。極めつけはその頑丈さ、4年間さまざまな旅先や日常のお出かけで使っていますが、全く破れたり壊れたりする予兆もなし。

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モノ取りを警戒してよくカバンを前掛けにしているブログ主

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